ブラック加工は、印刷精度を落とさず省手間印刷を実現。

ステンレスの表面はクロムを主成分とする透明な不動態皮膜(酸化皮膜)に覆われています。この皮膜の厚さを1/100ミクロン単位で成長させてゆく事で、ステンレス表面を黒く発色させる事ができます。
ステンレス表面を黒化処理することで、作版工程の露光時の乱反射を抑える事が出来ます。ファインパターンを含んだ高精細スクリーン版を作製する際、露光条件は更に厳しくなりますが、ブラックスクリーンを使用することで、管理条件を緩和することが出来ます。


※発色皮膜は非常に薄く、塗装やめっきと異なり、ステンレスの表面状態を損なうこともありません